中学1年生の英語ノートを公開:英検3級取得に向けて

こんにちは。Fingerpost 英語教室の武由桂(たけゆか)です。ブログを見て下さってありがとうございます。今日は英検3級取得に向かって頑張ってる生徒さんのノートをご紹介します。


このノートの素晴らしいところは、左側に英文、右側に日本語訳を書き、十分なスペースを取っているところです。覚えるべきフレーズは青ペンで書き出しています、蛍光ペンで囲っているのは復習するポイントです。ピンクの★印は、よく出る問題という意味です。

不規則動詞は活用形を、形容詞は反対語を書き、自分で辞書でもっと調べたら、付箋紙に書き出して張り付けています。 



次の生徒さんのノートです。この生徒さんの素晴らしいところは、※印の部分です。赤で書いてあるように、英語を単語としてではなく、チャンク(かたまり)としてとらえ、復習ポイントとしているところです。


自分でノートの中身をデザインする子になってほしい


Fingerpost 英語教室では、最初からこうしなさい、ああしなさいとノートの取り方について指示を出しません自分でノートをデザインする子に育ってほしいからです。学校では黒板に板書したのを写していくので、そのような機会が少ないのです。まだ文字に興味があって、書くのが楽しいうちにノートまとめの取り組みは始まります。


「ノートは自由に書いていいよ、ただし、1ページに2問しか書かない。」

「え~っ 空いたところはどうするの?」 

「深堀りします。自分で調べたり、解答をみたり、説明を聞いて大事だと思ったことを書き留めるんです。」 という具合に始めます。


自由って言われると今のお子さんは困ってしまうようです。でも、私は 自由こそ、自発的な学びのスタート地点、と信じています。


〇ノートを書き始めた頃

最初は皆、びっちりつめて書いてきます。私にとってはどのノートもいとおしい大切なものです。一生懸命書いてきたことを認め、褒めます。(すると何とも言えないうれしい顔をします♪) 


〇色分けする

次に好きな色を決めます。ButやSoやBecauseなど、長文読解に役立つ単語は黄色、メモは青と決めていますが、あとは各自好きな色を使って大事なところに線を引きます。

小さいうちは、「その色、きれいだね、その色で塗ると頭に入っちゃうよ!」 などと声を掛けます、イヤイヤ意外と効果があるんですよ(笑)。


他の人のノートを見て学ぶ

それから、グループレッスンの場合は、皆で回覧して鑑賞し合います。するといいところを学びあって、次回はぐっとよくなったノートを見せてくれます。 

もともと書くのが好きではなかったりすると覚醒するのに時間がかかる場合もあります。そんな時は、「1年たっても見る気になるノートは、いいノートだよ。」と声をかけて反応を待ちます。しっかり自分と向き合っているのであれば、時間がかかった分だけ学びも多いので、ちっとも問題ではありません。いいところを認めながら、少しずつ改善点を提案していきます。


レッスンやレクチャーを聞いて、要点をしっかりつかんでノートを取る。これは一生使えるスキルです。Fingerpost英語教室で開拓したら、次は自発的に英語以外の科目に展開していってくれたらいいな、と思っています。


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