自由英作文が苦手な君へ:その作文、書く前に

こんにちは。Fingerpost 英語教室の武由桂(たけゆか)です。ブログを見てくださってありがとうございます。今回は自由英作文について掘り下げてみます。


自由英作文は、英検準2級では50字~60字、2級では80字~100字程度の英作文が出されます。大学入試でも課題として出される場合があります。最近は表現上の小さなミスがあっても、何を言わんとしているかが伝わることの方が重要だという傾向です。


生徒さんを観察していると、じっと課題を見つめて何か書き出すのだけれども、消しゴムで消して、また何か書いて、というような光景を目にします。

書くことが決まっていないのに、とりあえず何か書いている。その結果は・・・タイムオーバーです。こうして失敗体験を重ねると苦手意識を持つようになってしまいます。私の経験からすると、苦手意識を持つ生徒さんは多いです。


まず、生徒さんの意識を変える必要があります。 


「英語の作文はもなかと同じ」

「えっ もなか・・・ですか?」


「皮を結論とする。↓の図の黒字の部分だね。 皮自体にあまり味はないよね?

もなかの良しあしはあんこで決まる。中身に創意、工夫やこだわりがあるものはおいしいよね?あなたの作文を魅力的にするのは、ここ(↓の図の青い部分)なんだよ。

外国の人は、それを通してあなたの人となりや性格、考え方を理解する。受験する高校や大学の先生がどんな生徒が欲しいと思うか想像しながら、作戦を練って書くんだよ。」

サポートセンテンスは、主張を補強する役割を果たすので、無駄なものを一切含みません。文の前後は必ず関連性を持たせるようにます。

時間制限があるため、いったん書いたものを書き直す時間はありません。だから書く内容を整理する。おすすめはブレインストーミングです。


ブレインストーミングの例


他の教科で習ったこと、英語の長文で読んだもの、テレビやニュースで聞いたこと、自身の体験すべてが材料になります。

ブレインストーミングに出てきた中で、今の表現力で書けるものをチョイスします(今回は①と②)あとは知っている構文、ボキャブラリを存分に使って英語力をアピールしましょう!







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