単語はいくつ覚える?

こんにちは。Fingerpost 英語教室の武です。ブログを見てくださってありがとうございます。

Fingerpost 英語教室の取り組みの1つに、英単語トレーニングがあります。最終的には初見で1分間のイメージトレーニングで15個以上の書き出しができる  のを目標にしています。


語学習得のメカニズムとして、こんな話を聞いたことがあります。頭の中には語彙を入れる袋があって、二重構造になっている。聞いたことがあるがよくわかってはいないもの(仮語彙 かりごい)は外側に、使い方を学ぶと語彙化されて内側の袋に入る。人間は1~2歳で仮語彙を持ち、2.6歳で語彙化がスタートし、おしゃべりを始める。


これを英語習得にあてはめて考えると、何となく聞いたことがある単語は図の緑の部分にあり、文法理解や反復練習によって語彙化されて内側の袋に入ると、袋から取り出してライティングやスピーキングに使えるというわけです。語彙袋は外側も内側も多いほうがいい。


日本では高校までに3000語としていましたが、2020年から英語が小学5年生から教科になるのに伴い、小学校で600~700語、中学校では1600~1800語、高校では1800~2500語を目標に指導します。合計すると高校を卒業するまでに4000~5000語程度の語彙数を持つことになります。


英語圏の人は6歳で8000語の語彙があると言われていますので、コミュニケーションするのには到底足りません。


教科書に載っている単語だけを限定的に覚えるという考えをとっぱらってしまいましょう。1年生でこれだけ、2年生ではここまで、という考えもなくしてしまいましょう。どんどん拾って袋に入れる感覚を持ちましょう。


Fingerpost 英語教室では、いつもそれを言って聞かせます。「あ。新しい!と思ったら語彙袋に入れとこう!」と声をかけると、「はいはい、ゴミ袋ね、先生」「語彙袋、ご、い、ぶ、く、ろだよ!」などという声が上がります。そしてすぐにその顔は真剣な顔になり、下を向いてブツブツ。それぞれイメージトレーニングや3回書いて頭に入れます。私はその顔が大・大・大好きです。









Fingerpost 英語教室

邑楽郡大泉町の小さな英語教室で、大泉近郊の幼稚園生、小学生、中学生、大人の方に英語との素敵な出会いを提供しています。読む、書く、聞く、話す4技能のバランスを整え、継続する力を育てます。笑顔あふれるFingerpost 英語教室へようこそ!