Fingerpost 英語教室(1)きっかけは・・・
Fingerpost 英語教室のブログへようこそ。主宰の武由桂(たけゆか)です。今日はこの教室を始めるきっかけになった出来事について書いてみようと思います。
うちは核家族で、夫は仕事で忙しい。私も孤独なママの一人でした。そんな中で、ママ友さんたちとの出会いは私をとても元気にしてくれました。ある日、近所のママ友さんが一冊の本を貸してくれました。
その本の冒頭にはこんなことが書いてありました。
子育てはいろいろな大人の目があった方がいい。
私は、この一行を読んで考え込んでしまいました。
昔はおばあちゃん、おじいちゃん、八百屋さんやお肉屋さんのおじさん、おばさん、駄菓子屋の店員さんが、学校帰りに 笑顔で話しかけてくれたり、世間話をしてくれたり、危険はないか見守ってくれたりと、いろいろな人の目がありました。でも、だんだん核家族化が進み、子育て中のママは孤独になっていきました。
夫婦共働きの時代のこどもはどうやって成長していくのだろうか。正解か不正解かわからない子育てを、どうやって乗り切ったらいいのだろうか。その本に出合ったのは、そんな不安な気持ちを抱えていた頃でした。
解決策は子育てネットワーク
その本の作者の方は、地域の中で子育てネットワークをつくっていました。 ママ友や知り合いに、運動の得意な方、勉強の得意な方、お料理の好きな方、キャンプに慣れている方、田んぼや畑を持っている方、などを探して、こどもたちの先生になってもらいます。先生は別にエキスパートでなくていいのです。そのことが大好きで、生き生きと楽しそうにやっていて、こどもと一緒にやってくれる、それで十分だと。その道のプロフェッショナルになるかどうかはその子自身が選ぶことでしょう。我が子がそうしたくて、ソワソワし始めたらそれを応援すればいい。 まさに目からウロコ、でした。
私がもし、このネットワークの一員だったら何ができるだろうか、「人の役に立つ仕事、っていいな。」そう思うようになりました。Fingerpost 英語教室(2)に続く
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